遠藤暁のブログ

青年海外協力隊に関することを中心に、海外で感じたことや自分の思い、サッカーについてなどを発信するブログです。

青年海外協力隊員はあの珍しい緑色のパスポート『公用旅券』で海外へいくんです

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こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

 

海外にいくときに必ず必要になるのが『パスポート』。

日本人の保有率は約25%と、4人に一人しか持っていないとのこと。

 

日本のパスポートはビザなしでかなり多くの国にいけるにもかかわらず、そのメリットを活かすひとがどれだけ少ないことか。

 

 

まぁそんなことは置いておいて、今回は青年海外協力隊が受け取るパスポートについて。

 

あなたが想像するパスポートといえば、紺色か赤色のどちらかですよね。

しかし青年海外協力隊が使用するのは、『緑色』です。

 

緑色のパスポートがあることを、どれだけのひとが知っているんでしょうか。

おそらく、存在さえ知らないひともいるはず。

 

 

いうことで今回はこの『緑色のパスポート』について、詳しく説明していこうと思います。

 

一つの読み物として、興味深く読めると思いますよ。

 

またこれから協力隊になるひとたちは、この記事を読んで『公用旅券』というものについてしっかり理解しておいてください。

 

 

『一般旅券』と呼ばれるパスポート 

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日本のパスポートと聞いてあなたが思い浮かべるのは

・紺色

・赤色

この2色ですよね。

 

これらは『一般旅券』と呼ばれ、誰でも取得できます。

 

みなさんがパスポートを取ろうと思ったら、紺色が赤色のどちらかしか選べません。

あなたが持っている旅券も、紺色か赤色のどちらかのはずです。

 

まずはこの紺色と赤色のパスポートについて、少しだけ説明しておきます。

 

 

紺色のパスポート

 

紺色のパスポートは、有効期限が5年間。

基本的に、未成年者はこの紺色のものしか発行できません。

 

なぜ未成年者は有効期限が5年間のパスポートしか発行できないのかというと、『成長による容貌の変動が激しいから』だといわれています。

 

パスポートは身分を証明するものでもあるので、写真との見た目が違うと疑われたりするからですね。

まぁこの理由が本当なのかは分かりませんが...。

 

ちなみに紺色は、発行するための料金として合計で11,000円が必要です。

 

 

ぼくは18歳でパスポートを取得したので、協力隊として派遣される前までは紺色のパスポートを持っていました。

 

帰国するときはもう期限が切れているので、日本に帰ったら次に紹介する赤色のパスポートを作ろうと思います。

 

 

赤色のパスポート

 

そしてもう一つの一般旅券は、赤色のパスポート。

これは有効期限が10年と、紺色のものより長くなっています。

 

成人者はこの赤色のものと紺色のものの、どちらかを選ぶことが可能。

 

赤色を発行するために必要な料金は、合計で16,000円。

 

 

パスポートの期限が切れて更新する際も、同じ値段がかかります。 

つまり紺色の旅券を作り続けたとしたら、5年おきに11,000円を払わないといけないということ。

 

それなら赤色のパスポートを取って、10年ごとに16,000円を払っていったほうがどう考えても得です。

 

成人者は特に理由がない限り、赤色のパスポートを作るのがいいと思いますね。

紺色の方を作るメリットが、まったく見当たりません。

 

 

緑色のパスポート『公用旅券』  

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ここまでみてきた『紺色』『赤色』のパスポートは、『一般旅券』と呼ばれるもの。

この2つは基本的に、誰でも取得できます。

 

しかし青年海外協力隊として派遣される際に使用するパスポートは上記のどちらでもなく、『緑色』で『公用旅券』と呼ばれるも。

 

表紙にOFFICIAL PASSPORT』と書かれているので、重みを感じますね。

 

みなさんのなかには、この『公用旅券』の存在すら知らないひとも多いのではないかと。

普段の生活では、これを見かける機会なんてありませんからね。 

 

少し詳しく、その実態を見ていきましょう。

 

 

特定のひとしか持てない公用旅券

 

公用旅券は、誰でも取得できるわけではありません。

 

国会議員や公的機関の職員のひとが公務で海外へいくときに外務省から発行される、特別な旅券です。

 

青年海外協力隊の活動も公務であり『外交』に位置付けられるため、出国から帰国までの2年間は緑色の公用旅券を所持することになるんです。

 

 

ぼくも協力隊員としてこれを受け取ったときは、ちょっと感動しました。

同期のなかでは、パシャパシャと写真を撮っているひともたくさんいましたね。

 

それくらい、珍しいものなんです。

 

レアなのはもちろんですが、これを持っていると『公人』としての責任を感じさせてくれるものでもあります。

 

緑色の公用旅券を持ちたいひとは、協力隊を目指してはいかがでしょうか。

まぁもちろん、これだけを目的に協力隊を目指すひとはいないと思いますけど。

 

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ビザが免状される

 

公用旅券のメリットはなんなのかというと、公的機関の人物だということの証明になるため、いくつかの国で公用ビザが免除されるんです。

 

これがあることによって、青年海外協力隊の公務がスムーズにおこなわれるんですよね。

 

 

命の次に大切にしないといけない

 

しかしこの公用旅券、取り扱いにはめちゃくちゃ注意しないといけません。

汚したり紛失したりしたら、JICAから相当怒られます。

 

というのも、上記に記載した通り『公用旅券があるから青年海外協力隊の公務がスムーズにおこなえる』という事実がある。

 

しかしJICAボランティアがなんども公用旅券を汚して使えなくしたり紛失していると、外務省から

“そんなに管理ができないなら、もう青年海外協力隊に公用旅券は発行しません”

といわれてしまう可能性があるんです。

 

もし協力隊に公用旅券が発行されなくなったら、公務のいろんな場面で支障が出てくる。

 

だから派遣前訓練期間中から

“公用旅券は命の次に大切にしてください”

と、なんども言われます。

 

 

もちろん、命を危険にさらしてまで公用旅券を守れといわれるわけではありません。

強盗に襲われて持ち物を全部奪われたとかなら、致し方ないもの。

 

でも例えば

“メモ帳として白い部分に書き込みしちゃいました”

 

“公用旅券にコーヒーをこぼしちゃいました”

 

“観光用スタンプを押してしまいました”

 

“失くしてしまいました”

とかだと、論外ですね。

 

管理能力がなさすぎるので、JICAから怒られます。

JICAに迷惑をかけないためにも、公用旅券の取り扱いには十分気を付けなければいけません。

 

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『公人』という意識を植え付けてくれる公用旅券

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一般のひとのもとには出回らない公用旅券。

 

レアなものだからこそ、持っていると『公人』としての自意識が芽生えてきますし、しっかり管理しないといけないという気持ちになります。

 

所持していると、気持ちが引き締まりますね。

 

ちなみに青年海外協力隊の任期を終えて帰国すると、無効化するためにすぐに穴を開けられてしまうみたいです。

 

そこまでの管理が徹底されているというのも、すごいなと。

 

これから協力隊として公用旅券を手にするひとたちは、その管理には十分気をつけてくださいね。

 

 

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