遠藤暁のブログ

青年海外協力隊に関することを中心に、海外で感じたことや自分の思い、サッカーについてなどを発信するブログです。

JICAの【大学連携ボランティア】とは? その概要を詳しく解説

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こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

 

 

この記事ではJICAの事業の一つである

“大学連携ボランティア”

というものについて書いていきます。

 

ぼくは大学生のときにこの『大学連携ボランティア』という制度を利用して、海外ボランティアを経験しました。

 

・2017年2月〜3月→ボリビア派遣

 

上記の通り。

 

 

しかしこの『大学連携ボランティア』の話をいろんなひとにすると

“なにそれ?”

“聞いたことない”

“どんな制度なの?”

と、知らないひとがほとんど。

 

 

ハッキリ言ってこの制度は、めちゃくちゃ美味しい。

知らないなんてもったいないです。

 

 

そこで今回は、『大学連携ボランティア』というものについて、詳しく解説していきます。

 

誰でも活用できるわけではありませんが、応募の対象に当てはまるひとはぜひ参考にしてください。

 

 

それでは本題に入っていきましょう。

 

 

 

JICAの【大学連携ボランティア】とは?

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JICAのボランティア事業として有名なのは

・2年間の長期ボランティア

 

・1ヶ月以上1年未満の短期ボランティア

上記の2つかなと思います。

 

この記事執筆現在は、ぼくは青年海外協力隊の長期ボランティアとしてボリビアで活動中。

 

 

今回の記事は、それとはまた別の『大学連携ボランティア』というものについて掘り下げていきます。

 

 

大学連携ボランティアの概要

 

大学連携ボランティアとはどういった目的でおこなわれるものなのか。

 

JICAのページに記載されているので、引用させてもらいます。

 

大学連携ボランティアは、大学の専門とリソース(教員・職員・学生・卒業生など)を活用して、開発途上国の課題を解決しようとするもので、解決すべき課題とアプローチを行った上で、そのアプローチに必要なJICAボランティア応募者を継続的に推薦できる大学と覚書を交わして複数年かけて取り組むものです

引用:https://www.jica.go.jp/partner/college/index.html

 

上記の通り。

 

 

学生がこの制度を活用すれば、本当に貴重な経験を得られます。

 

 

ぼく自身も学生時代にこの大学連携ボランティアとしてボリビアに派遣された経験があり、それをキッカケに国際協力に興味を持ち始めたので。

 

本当に魅力的な制度だなと思います。

 

 

活用できるなら迷わず応募してみることをオススメします。

 

しかしこの大学連携ボランティアは、大学生なら誰でも活用できるわけではありません。

 

JICAと覚書を交わした大学の生徒でないとダメなんです。

 

 

というと、みなさんから

“どの大学がJICAと覚書をかわしてるかなんて知らない!”

という声が聞こえてきます。

 

では日本のどの大学がJICAと覚書を締結しているのか。

 

ご紹介していきますね。

 

 

JICAと覚書を締結している大学

 

大学連携ボランティアといっても、日本のすべての大学とJICAが提携しているわけではありません。

 

記事のなかでも紹介した通り

開発途上国の課題とそれを解決できる専門性がマッチして、なおかつそれに必要な応募者を継続的に推薦できる大学

でないといけません。

 

 

ということで、ぼくが見つけた最新のデータ(2017年10月26日現在)でJICAと覚書を締結している大学をご紹介しておきます。

 

 

大学名→派遣国(覚書締結年度)、案件内容の順

 

桜美林大学コスタリカ(2015)、青少年の健全な育成

 

帯広畜産大学パラグアイ(2011)、家畜飼養管理及び家畜の健康・衛生管理向上

 

鹿児島大学→コロンビア・セントルシア(2015)、水産分野の持続可能な開発

 

神奈川県立保健福祉大学ベトナム(2016)、病院における栄養管理システムの構築・運用

 

関西学院大学スリランカ(2014)、体育・スポーツ普及・振興及び青少年健全育成

 

北九州市立大学グアテマラ(2015)、スポーツ・健康振興

 

京都大学バングラデシュ(2014)、コミュニティ開発振興

 

聖路加国際大学タンザニア(2014)、母子保健従事者能力向上

 

拓殖大学→ネパール(2017)、農業を通じた農村地域活性化

 

筑波大学カンボジア(2014)、体育・スポーツ普及及びスポーツを通じた開発

 

筑波大学→マレーシア(2014)、日本語教育

 

中央大学→タイ(2014)、コンピューター技術教育振興

 

中京大学ボツワナ(2017)、ソフトボール技能の向上と健全な青少年の育成

 

中京大学→アルゼンチン(2017)、柔道

 

東海大学→マレーシア(2014)、日本語教育

 

東京海洋大学→コロンビア・セントルシア(2015)、水産分野の持続可能な開発

 

東京学芸大学ラオス(2015)、エコヘルス教育普及

 

東京農業大学→特定の国の指定はなし(2016)、開発途上国の農業分野の課題解決

 

鳴門教育大学→ジャマイカ(2016)、算数教育の質の改善計画

 

日本大学ウガンダ(2015)、コメ振興

 

日本体育大学→ネパール(2014)、体育・スポーツ普及・振興

 

日本体育大学カンボジア(2017)、体育

 

広島大学ザンビア(2014)、理科教育・数学教育の質の向上

 

広島大学ザンビア(2017)、柔道

 

北海道大学→コロンビア・セントルシア(2015)、水産分野の持続可能な開発

 

福岡大学ボリビア(2015)、スポーツ普及・振興

 

福岡教育大学タンザニア(2017)、野球普及・振興

 

横浜国立大学キリバス・トンガ(2014)、生活習慣病対策の質の向上

 

流通経済大学インドネシア(2017)、ラグビーの普及・振興及び青少年の健全な育成

 

 

上記の通り。

 

 

JICAと提携して大学連携ボランティアをおこなっている大学って、実は結構たくさんあるんです。

 

もしここに記載した大学に通っているひとがいたら、一度いろいろ調べてみるのもアリだと思いますよ。

 

 

他の大学の学生は応募できない

 

当たり前ですが、上記の大学以外の学生は残念ながらこの大学連携ボランティアを活用することはできません。

 

ぼくは福岡大学に通っていたため、福岡大学の大学連携ボランティアとしてボリビアに派遣されたんです。

 

しかし、たとえば福岡大学以外の学生が

“ぼくも福岡大学の大学連携ボランティアとしてボリビアにいきたいです!”

といっても、それは不可能。

 

そもそも応募することすらできません。

 

 

覚書を結んだ大学の学生しか、この制度を活用することはできないということ。

 

他の大学の学生たちにとっては残念かもしれませんが、こればかりは仕方ありません。

 

 

ずっと続くわけではない

 

この大学連携ボランティアは、基本的に期間が決められています。

 

福岡大学の場合、覚書を締結したのが2015年でそこから5年間の活動。

つまり2020年までということです。

 

その後も継続されるかはわかりません。

 

 

5年間の活動に対する評価や実績を踏まえた上で、継続するかどうかを決めることになります。

 

 

そのため現在大学連携ボランティア事業をおこなっているとしても、これから先ずっと継続されるわけではないということは頭に入れておきましょう。

 

 

 

貴重な経験を得られる大学連携ボランティア

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ここまで大学連携ボランティアについて説明してきました。

 

ぼくは学生のときに大学連携ボランティアとしてボリビアにいったことで国際協力に興味を持ち始めたんです。

 

 

学生のうちに海外でボランティアを経験できると、自分の視野や考え方の幅が広がることは間違いありません。

 

もし自分が通っている大学がこの大学連携ボランティア事業をやっているなら、詳しく情報を集めてみてはいかがでしょうか。

 

夏休みや春休みの長期休暇を利用して海外へボランティアをしにいくことで、貴重な経験を得られますから。

 

 

それでは今回はこの辺で。