遠藤暁のブログ

青年海外協力隊に関することを中心に、海外で感じたことや自分の思い、サッカーについてなどを発信するブログです。

青年海外協力隊の“いつか世界を変える力になる”というセリフは任期後の大切さの象徴

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こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

 

青年海外協力隊に関してなにかしら知っているひとがいたら、一度くらいはこのセリフを聞いたことがあると思います。

 

“いつか世界を変える力になる”

 

個人的には、この『いつか』という言葉が大切だなぁと思っています。

 

青年海外協力隊になるひとは、少なからず国際協力に興味を持っていたり

“世界をよりよくしたい”

“世界を変えていきたい”

って考えていると思うんですよね。

 

全員がそう思っているわけではないのは承知ですけど、少なくともぼくはそう思ってます。

 

そんな協力隊員にとって

“いつか世界を変える力になる”

というフレーズは、ピッタリなんですよね。

 

そう思う理由を掘り下げていきます。

 

『いつか世界を変える力になる』というフレーズの大切さ

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この『いつか世界を変える力になる』というフレーズは、協力隊員の心を支えることもあるんです。 

 

記事の冒頭にも書きましたが、『いつか』というのが大きなポイントなんですよね。

ではなぜ『いつか』という言葉がポイントなのか。

 

協力隊の任期中に大きなことを成し遂げるのは難しい

 

ぶっちゃけ、青年海外協力隊の任期中に大きなことを成し遂げるのは難しい。

 

任期中に成果や結果を残すことが難しいからこそ

“『いつか』世界を変える力になる”

というセリフの『いつか』という部分が大切になってくるんです。

 

2年間という任期だけでなく、世界を変えるには『その後の人生も大切ですよ』というメッセージが込められている気がするんですよね。

 

ちなみに、任期中に大きなことを成し遂げるのが難しい理由は以下の通り。 

青年海外協力隊は国際協力の『入門的位置付け』だから

 

・そもそも2年間という任期は、なにか事を成すには短すぎる

 

・いろんな意味で『制限』が多すぎる

順に見ていきます。

 

青年海外協力隊は国際協力の『入門的位置付け』

 

個人的に、青年海外協力隊は国際協力の『入門的な位置付け』だと思っています。

高度な専門性や高い語学力は必要とされませんし、修士号や博士号を持っていなくても応募が可能。

 

国連で働く場合やNPONGOで正社員として活動する場合、高い語学力や修士号、博士号が求められたりするケースがほとんど。

 

そいった意味で青年海外協力隊は、国際協力に興味があるけど専門的な知識を持っていないひとや、語学が堪能ではないひとにとって、美味しい制度であることは間違いありません。

 

つまり、割と誰でも応募して協力隊になれるんですよね。

 

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応募のハードルが低い分、気軽に応募できる。

それが協力隊のよさでもあるんです。

 

しかし一方で、国際協力に関する専門的な知識や経験がないひとが協力隊になるので、やっぱり目に見える結果や成果を出すことは難しい。

 

だからこそ、任期の中で大きな事を成し遂げるのはハードルが高すぎるんです。

 

青年海外協力隊の任期は2年間しかない

 

任期中に結果や成果を残すのが難しい他の理由としては、そもそも結果を出すには期間が短すぎるという点。

 

青年海外協力隊の任期は2年間。

しかも語学がほとんど話せない中で活動が始まる場合がほとんど。

 

語学に不安を抱えていて、なおかつ2年間しか期間がない。

この状況で目に見える成果を残すのは、相当難しい。

 

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なにか大きなことを成し遂げようと思ったら、5年や10年、ものによってはそれ以上の長期スパンで結果を出そうと考えるケースはたくさんあります。

 

そう考えると、2年間という任期が結果を出すにはいかに短いかがわかるはず。 

別に2年間という任期の長さに対して批判しているわけではなくて、ただ『結果を残すには短すぎる』というだけ。

 

まぁ任期がもっと長くなればいいというものでもないですけどね。

 

いろんな意味で『制限』が多すぎる

 

青年海外協力隊として活動していく中で、JICAからいろんな制限を受けることがあるんです。

普通に活動していくなら特に制限は受けませんが、イベントをやったりしようとすると、制限を受け始める。

 

例えば、隊員がクラウドファンディングをやるとしたら、必ず『配属先が主体とならなければいけない』という決まりがあったり。

 

世界中に散らばっている青年海外協力隊員と協力して、『全世界チャリティーサッカー&フットサル』をやりたいなと考えた時期があったんです。

でもそれをやるには、当然ながら資金が必要で。

 

その資金調達でクラウドファンディングをやりたかったんですが『配属先が主体でないと、クラウドファンディングの許可は出せない』とのことだったので、諦めました。

 

もちろん、JICA側としては『配属先との活動を第一優先にやってほしい』という考えがあってのこと。

その考えはもちろん理解できますし、当然の意見。

 

完全な個人のワガママでしかありませんが、細かい制限が多すぎて身動きが取りづらいと感じることがあるのは正直なところですね。

 

任期中だけでなく、任期後も含めて『青年海外協力隊

 

ここまで書いてきたような理由から、任期中に大きな事を成し遂げる、つまり任期中に『世界を変える』のは難しい。

 

だからこそ

“『いつか』世界を変える力になる”

というフレーズが大きな意味を持ってくるんです。

 

2年間という任期で区切ってすべてを完結させるのではなく、協力隊としての活動の中で得たものを任期後の人生に活かしていくことが大切。

 

青年海外協力隊は『ゴール』ではなく『次へのステップ』

 

協力隊は、ゴールではなく『次へのステップ』です。

 

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2年間の任期の中で、感じることはたくさんあるはず。

・自分の無力さ

 

・いろんな問題を解決したいという思い

 

・国際協力に関わり続けようという意思

こういったいろんな想いを背負って、任期が終わった後の人生を生きていくんです。

 

協力隊の経験をキッカケとして、将来的に世界を変えていくひとが出てくるかもしれません。

 

“いつか世界を変える力になる”

というフレーズは、『任期中』だけではなくその後の人生も含めて、協力隊が『世界を変える力になる』という表現なんじゃないかなと、勝手に思っています。

 

ぼく自身も『いつか世界を変える力』になりたい

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ぼくも将来的には、世界を変えていきたいと思っています。

でも今すぐになにかできるほどの力はないし、まだまだ足りないものが多すぎる。

 

だからこそ協力隊の任期の中でできる限り成長して、任期が終わったあとに世界を変えていけるような人間になっておく。

 

何年かかるかわかりませんが、ぼくが少しでも世界を変えるキッカケを作っていきたいですね。

 

青年海外協力隊の任期が終わったあとの人生の大切さを常に意識しながら、『いつか世界を変える力』になりたいと思います。

 

 

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