遠藤暁のブログ

青年海外協力隊に関することを中心に、海外で感じたことや自分の思いなどを発信するブログです。

青年海外協力隊短期ボランティアのメリットとデメリットを経験者が徹底解説

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こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

 

青年海外協力隊には

長期ボランティア

 

短期ボランティア

この2種類があります。

 

ぼくは大学生の時にこの青年海外協力隊の短期ボランティアとして

の2カ国へ行った経験があります。

 

つまり、2回短期ボランティアの経験があるということ。

 

そこで今回は、青年海外協力隊の短期ボランティアのメリットとデメリットを徹底的に解説していきます。

 

ザックリ言うとメリットはこんな感じ。

・期間が短い

 

・費用がかからない

 

・海外での経験を積める

 

・安心して海外に行ける

 

・長期ボランティアに合格しやすくなる

 

一方デメリットは

・期間が短い

 

・語学面の不安が大きい

 

一つずつ詳しくみていきましょう。

 

青年海外協力隊短期ボランティアのメリット 

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短期ボランティアのメリット①:期間が短い

 

一つ目のメリットは、期間が短いこと。

 

青年海外協力隊の長期ボランティアは、任期が2年間と決まっています。

 

キャリアアップや将来のことを考えると、2年間も青年海外協力隊として活動するのは長すぎる、と考えるひともいるのが現実。

 

しかし短期ボランティアの場合は、一番短くて1ヶ月、順に3ヶ月、6ヶ月、1年と、長期ボランティアよりも短い期間での活動となります。

 

そのため、少し海外での仕事経験を積みたいひとや、シンプルに海外へいってみたいひとにとって、青年海外協力隊の短期ボランティアは短期間での活動なのでありがたいはずです。

 

もちろん、自分がやりたい要請内容と自分が望んでいる派遣期間が一致するとは限りませんが

最短1ヶ月

 

最長1年間

という中で期間をある程度選択できるのは、長期ボランティアにはない短期ボランティアならではのメリットです。

 

短期ボランティアのメリット②:費用がかからない

 

続いてのメリットは、費用がかからないということ。

これは青年海外協力隊なら、短期ボランティアも長期ボランティアも同じです。

 

基本的に自分で出費しなければならない費用はありません。

渡航

 

・予防接種費用

 

・現地での家賃

 

・現地での生活費

これらはすべてJICAが負担してくれます。

 

金銭的な負担が個人にかからないというのは、この上ないメリットです。

 

自分でお金を払わずして海外での仕事の経験を積めるなんて、他では考えられません。

ボランティアに対してここまで費用が手厚く保障されるのは、奇跡に近いです。

 

個人の費用負担がかからないというのは、青年海外協力隊の最大のメリットといっても過言ではないかもしれませんね。

 

短期ボランティアのメリット③:海外での経験を積める

 

青年海外協力隊は当然ですが、日本ではなく海外へと派遣されます。

 

アフリカや南米、アジア、大洋州

ほとんどの大陸の、数多くの国へボランティアを派遣しています。

 

短期ボランティアとして活動するにあたって、こういった海外での仕事の経験を積めるのは貴重なもの。

 

仕事だけではなく、海外での生活やその国の文化に触れることなども含めてです。

『経験』と一言でいっても、仕事から日常生活まで、幅広い『経験』を得られることは間違いありません。

 

自分がやりたい職種での応募があるかどうかは運による部分がありますが、もし自分が目指している職種の短期ボランティアの応募があって合格できたら、間違いなく素晴らしい経験になりますよ。

 

職種へのこだわりはあまりなく、自分ができそうな職種ならなんでもいいというひとなら、割と応募しやすいかもしれませんね。

 

いずれにしても、短期ボランティアによって海外での貴重な経験を得られることは間違いありません。

 

短期ボランティアのメリット④:安心して海外に行ける

 

4つ目のメリットは、安心・安全面について。

 

青年海外協力隊の短期ボランティアとして海外へ行く場合、安心感を持って派遣国へ向かうことができます。

 

というのも、派遣される前に安全管理の講義を受けて身の守り方や盗難を防ぐ方法など、海外で安全に過ごすために必要な知識を学ぶことができるんです。

 

それに現地に着いてからも、現地の治安状況や安全対策に関してはJICAの職員の方から何度も話をされるんですよね。

 

自分で旅行にいくときと比較すると、『安全管理』に関する情報量が圧倒的に違うんです。

 

もちろん、事前に学んでおけばいい、沢山の情報を持っておけばいい、という問題ではないことは理解しています。

 

どれだけ注意を払っていても、犯罪にあう可能性をゼロにはできません。

 

しかし安全に関して気をつかってくれひとが周りにいるだけで安心感が違いますし、自分自身も犯罪にあわないように気をつけようという意思が芽生えるんですよね。

 

そういった意味で短期ボランティアとして海外にいく場合は、自分で旅行にいくときとは比べ物にならないくらい安心して日本から出ることができるんです。

 

もちろん、すべてをJICA任せにするのではなく、自分自身で安全対策をすることだけは忘れないでください。

 

短期ボランティアのメリット⑤:長期ボランティアに合格しやすくなる

 

最後のメリットはこちら。

 

青年海外協力隊の短期ボランティアを経験しておくと、青年海外協力隊の長期ボランティアに合格しやすくなります。

 

ぼく自身、大学時代に短期ボランティアを経験して、大学を卒業後はそのまま長期ボランティアになりました。

 

これは、JICAの長期ボランティアを選考するひとの立場になって考えれば分かること。

 

長期ボランティアの選考をするとき、JICA側からすると短期ボランティアを経験したことのあるひとを採用したくなりますよね。

 

すでにJICAのボランティアを経験しているからある程度JICAに対する理解あり、海外での生活経験もあるということ。

そういったひとを長期ボランティアとして採用して派遣する方が、安心できますもんね。

 

もちろん、短期ボランティアを経験しておけば必ず長期ボランティアに合格できるわけではありません。

 

ただ合格できる可能性が高くなることは間違いないでしょう。

 

もし青年海外協力隊長期ボランティアをやってみたいと思っているひとがいたら、一度短期ボランティアを経験してみるのもいいかもしれません。

 

青年海外協力隊短期ボランティアのデメリット

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ここまで短期ボランティアのメリットをご紹介してきましたが、デメリットもあるのでご紹介しておきます。

 

短期ボランティアのデメリット①:期間が短い

 

この『期間が短い』というのは、短期ボランティアのメリットとしても書きました。

しかし実は、見方によってはデメリットにもなるんです。

 

青年海外協力隊の長期ボランティアを経験したひとたちがよく言うセリフの中に

 “2年間では短すぎてほとんど何もできなかった”

というセリフがあります。

 

2年間という期間でさえ短く感じて『なにもできなかった』というセリフが漏れる。

そう考えたときに、より期間が短い短期ボランティアがなにかできるのかというと、疑問ですね。

 

なにか大きな『結果』『成果』を出すことが目的ではないとしても、やはり期間が短いと自分がなにもできなかったと思って終わる可能性が高いです。

 

ぼくが青年海外協力隊の短期ボランティアを経験した時は一ヶ月のみの派遣だったので、最初から結果や成果ではなく異文化交流的な感覚で現地に行きました。

 

行って得たものはたくさんありますが、あっという間に終わってしまい『もう終わりか』と思ってしまったのも事実です。

 

まぁこの『もう終わりか』という気持ちが、『また長期ボランティアとして活動したい』という動機につながるのも事実ですが。

 

ということで、期間が短いというのは見方によってメリットにもデメリットにもなり得るんです。

 

短期ボランティアのデメリット②:語学面の不安が大きい

 

二つ目のデメリットとしてあげられるのが、青年海外協力隊の短期ボランティアとして派遣される際は、語学面の不安がかなり大きいという点。

 

青年海外協力隊の長期ボランティアとして派遣される場合は、必ず90日間の『派遣前訓練』というものを受けなければなりません。

 

その90日間の訓練の中に、語学勉強のプログラムがたっぷり組み込まれているんです。

そのため派遣されるときには、最低限の語学ができる状態になっているんです。

 

しかし短期ボランティアの場合は、派遣前訓練は5日間ほどと極端に短いですし、語学勉強のプログラムなんてありません。

 

なのでもし自分で勉強しなかったら、まったく言語がわからない状態で派遣されることになるんです。

 

ぼくが短期ボランティアとして派遣されたエチオピア『アムハラ語』という言語を使っていたのですが、もちろんぼくはアムハラ語なんて話せません。

 

ぼくが行ったときはエチオピアの長期ボランティアの方達と一緒に活動していたので、長期ボランティアのひとたちが通訳してくれたのでなんとか助かったんです。

 

しかし短期ボランティアの活動に必ずしも長期ボランティアの方がサポートにつくとは限りませんし、通訳がいるかすらわかりません。

 

そういった意味で、語学面に大きな不安を抱えることになるのは、青年海外協力隊の短期ボランティアの大きなデメリットと言えますね。

 

まとめ:青年海外協力隊の短期ボランティアは魅力的

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ここまで青年海外協力隊のメリットとデメリットについて書いてきました。

何事にもメリットもデメリットも存在するのは当たり前です。

 

メリットとデメリットを踏まえて最終的に個人的な結論を出すと、青年海外協力隊の短期ボランティアは魅力的です。

 

もしぼくが大学時代に青年海外協力隊の短期ボランティアを経験していなかったら、今こうして青年海外協力隊の長期ボランティアとして活動してはいなかったでしょうし、『国際協力』に興味を持っていることもなかったと思います。

 

自分自身に大きな変化をもたらしてくれたのは、青年海外協力隊の短期ボランティア。

その短期ボランティアをぼくが実体験した上で感じたこと、思ったことを記事にしていますので、こちらもあわせてご覧ください。

 

www.satoruendo.com

 

 

以上、青年海外協力隊短期ボランティアのメリットとデメリットでした。

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

www.satoruendo.com