遠藤暁のブログ

青年海外協力隊に関することを中心に、海外で感じたことや自分の思いなどを発信するブログです。

『必要性』が人を成長させ進化させていく 必要性のないところに進化も発展もない

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こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

 

現在読み進めている『未来に先回りする思考法』という本のなかに、面白い一節がありました。

 

火も文字も電気も、それが生存する上で必要だったからこそつくりだされたものです。また、生物の進化もすべて基本的にはこの「必要性」に基づいています。一見変な形をしている昆虫や動物も、すべてその環境に適応するために必要な進化を遂げた結果なのです。

引用:未来に先回りする思考法

 

未来に先回りする思考法
 

 

進化や成長の過程には必ずと言っていいほど『必要性』があるとのことです。

『必要性』があるからこそ、進化する『必要がある』からこそ、進化していく 。

 

逆に『必要性』がないと、進化も成長もしていかないんだと。

本当に面白いなと思ったので、具体例とともにもう少し深く掘り下げていきます。

 

日本でイノベーションが起こらないのは『必要性』がないから

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ここ数年は日本でも

イノベーションを促進させなければならない”

とよく言われています。

 

でもアメリカなどと比べると、日本はイノベーションの成功例は圧倒的に少ない。

『日本人には起業家精神がない』

『そもそもイノベーティブなものにお金が集まらない』

などの理由が挙げられています。

 

しかしこの本の著者は、日本でイノベーションが起こらない要因をこう捉えているんです。

要は、今の日本社会には、イノベーションが起きるだけの「必要性」がないのです。

 

逆にイノベーション創出が叫ばれて久しい日本は、他国からの圧力もなく、自国の市場もそれなりの規模があります。イノベーションをする「差し迫った必要性」が日本社会には存在していないのです。

引用:未来に先回りする思考法 佐藤航陽

 

 イノベーションが起きるだけの「必要性」がない。

 イノベーションをする「差し迫った必要性」が日本社会には存在していない。

 

『必要性』が存在しなかったら、いくらイノベーションを起こしたくても起こらないんです。

なぜならイノベーションをする『必要がない』から。

 

日本は戦争をしているわけでもなく、経済もそこそこ安定しているため『現状維持』でも十分生活していくことは可能ですよね。

治安もいいしテロの心配もない。

 

差し迫った危機というものがないため、イノベーション『必要性』が生まれてこないということです。

 

日本でイノベーションがなかなか起こらないのは、そもそもイノベーション『必要性』がないからだという視点は非常に面白いなと思いましたね。

 

なぜアメリカはイノベーションが生まれやすいのか?

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日本でなかなかイノベーションが生まれない一方、アメリカはイノベーションがよく生まれます。

では日本とアメリカにはどんな違いがあるんでしょうか。

 

危機感をコントロールし、『必要性』を生み出すアメリ

 

アメリカの日本と違う点は、『必要性』の大切さを理解した上で危機感をうまくコントロールし、自ら『必要性』を生み出しているというところ。

 

移民を広く受け入れ、異なる人種・言語・宗教をひとつの国に収めることは、危機感や競争力を高めるために有効な施策です。逆に、同一民族、同一宗教、同一言語で集団が構成されると、周りと同じであることが前提となってしまい、新しい取り組みや異分子を受け入れづらい空気が自然と生まれてしまいます。このような状況で、リスクをとってイノベーションを生むことは構造上難しいのです。

引用:未来に先回りする思考法 佐藤航陽

 

確かに言われていれば、日本にいて『違い』を感じる場面って少ないですよね。

同一民族

同一宗教

同一言語

ほとんどが同じで日常生活の中で『違い』を感じるシーンが限られているから、危機感や競争力が生まれてこない。

 

危機感をコントロールして『必要性』を作り出していると考えると、アメリカのすごさが感じられますね。

 

個人の日常生活でも重要な『必要性』

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この『必要性』は、普段の日常生活の中でも重要な役割を果たしていることは容易に考えられます。

というか無意識のうちに『必要性』を考えていることってあるんです

 

ではどういったときにこの『必要性』を考えているのか。

 

英語を話せるようになりたかったら英語圏の国へ行くという発想

 

英語を勉強して話せるようになりたいと思っているひとが『英語が話されている国に行ってしまう』という発想を持つことは珍しくありません。

 

日本にいるよりも英語が原語の国へ行ってしまった方が英語の上達が早いと、ほとんどのひとがそう思いますよね。

 

これも『必要性』の違いなんです。

 

日本にいると英語の『必要性』は全然高くない。

日常生活は日本語ですべて完結できますし、英語を話さないといけないシチュエーションなんてまったくと言っていいほど見当たりません。

 

つまり日本にいると英語の『必要性』が低すぎるんです。

 

一方英語が原語の国へいくと、当然ながら日常会話がすべて英語。

英語を話せないとなにも始まらないわけです。

 

つまり、英語の『必要性』が高い。

この『必要性』が高いところへ行った方が、成長しやすいということです。

 

もちろん英語圏の国へ行くだけで英語が完璧になるなんていう保証はどこにもありませんが、少なくとも『必要性』のレベルの違いからし英語圏の国にいた方が成長スピードが速いのは間違いありません。

 

www.satoruendo.com

 

『必要性』を意識すれば成長のスピードが変わる

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ここで挙げた英語学習の例のように、『必要性』が高い環境に身を置いた方が成長のスピードが早まるんです。

 

追い込まれた環境、危機感を感じられるくらいの環境、自分が成長しないといけないという『必要性』を感じられる環境。

 

こういった環境を見つけて、自らそこに飛び込んで行った方がいいですね。

 

www.satoruendo.com

 

今回面白い気づきを与えてくれた『未来に先回りする思考法』という本。

未来に先回りする思考法
 

 

みなさんもぜひ読んでみてください。