遠藤暁のブログ

青年海外協力隊に関することを中心に、海外で感じたことや自分の思いなどを発信するブログです。

青年海外協力隊になることは『ゴール』ではなく『次へのステップ』と考えよう

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こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

 

たまにTwitter

青年海外協力隊になることが目標です!”

というセリフを見たり、プロフィールにそう書いているひとも見かけます。

 

青年海外協力隊になりたいというその気持ちはぜひ持ち続けて欲しいですし、否定するつもりもまったくありません。

むしろ協力隊になりたいと思っているひとを応援していきたいです。

 

しかし一つだけ気をつけて欲しいことは

『協力隊になること=ゴール』

と考えるのはちょっと違うかなと思うんです。

 

ぼく自身は協力隊になる前から、協力隊は『ゴール』ではなく『次へのステップ』として考えていました。

そして実際に協力隊として活動する中でも、この考えは変わりません。

 

ではなぜ『協力隊=ゴール』と考えない方がいいのか。

その理由を掘り下げていきます。

 

『ゴール』としては生ぬるい

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かなり辛辣な言い方になってしまいますが、『協力隊=ゴール』と考えているひとはそもそもの『ゴール』の設定が低すぎます。

 

協力隊の経験者の声としてよく聞くのが

“無力感を感じた”

という意見。

 

協力隊として、ボランティアとして海外にいったにも関わらず、2年間の任期を振り返ってみると自分が思っていたようなことができなかった。

現地のひとの助けになるどころか、むしろ自分が助けられてばかりだった。

 

こういった『自分の無力さ』を感じる機会が多いのが協力隊。

ぼく自身、任期の半分が経過しようとしている段階ですが、無力さを感じる機会はかなりあります。

 

そもそも言語の壁が大きくて同僚の言っていることをちゃんと理解できないから、もどかしさを感じる。

サッカーのコーチなんて、ぶっちゃけ自分じゃなくて現地のひとだって十分替えがきく。

 

もちろんみんながそうじゃないのはわかっていますが、多くのひとがそういった無力感を感じているというのも事実。

 

あらかじめ『無力感を感じるかもしれない』とわかっているのに、そこを『ゴール』に設定する意味があるのかを、今一度考えてみてください。

無力感を感じる中でも自分を成長させ、協力隊の任期の中で培った能力を活かして次のステージへ進むための『ステップ』と考えるくらいがちょうどいいと思うんです。

 

ぼくとしては将来的に『スポーツ×国際協力』で世界中の貧困問題や難民問題を解決するという『ゴール』があります。

 

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『ゴール』は、それくらい大きなものの方がいい。

 

協力隊になること自体、ハードルが高いわけではありません。

応募者数は以前と比べてかなり下がっています。

 

そんな簡単なゴールを設定するより、協力隊は『次へのステップ』と考えてより大きな『ゴール』を設定しましょう。

 

 

ゴールよりも『スタートライン』の方が的確

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協力隊は『ゴール』としてはふさわしくないなと思いながらも、『スタートライン』としては素晴らしいものになると思います。

 

ぼくの例えでいうと、『国際協力』というものに興味を持ったもののまったく実務経験がないような場合。

そういったひとにとって、協力隊は本当に魅力的です。

 

大学までずっとサッカーしかやっていなかったぼくが国際協力に興味を持つようになったキッカケは協力隊。

でも国際協力に関して知識も経験もなかったので、選んだのが協力隊。

 

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協力隊は、自分の人生でなにか新たなキッカケを見つけるため、国際協力の初歩的な位置付けとして見るのがいいと思います。

 

ハードルが高くないし誰でも気軽に応募可能で、活動でも『結果』が厳しく求められるわけでもない。

 

国際協力の入門としては間違いなく魅力的です。

ぼくは大学を卒業して協力隊になったわけですが、この選択にまったく後悔はありません。

 

自分を成長させるためのステップ

 

協力隊をスタートラインとするなら、スタートを切って活動していく2年間の中でどれだけ成長できるかが鍵になってきます。

そして協力隊は、自分を成長させるための要素は十分にあるんですよ。

 

言葉がうまく通じない中でもなんとかして活動していかないといけないし、信頼関係を築いていかないといけない。

 

こういうと語弊があるかもしれませんが、協力隊はどんなに成果が出なくても結果を出せなくても、生活費や家賃は保障されている。

なのでいい意味で失敗を恐れず、どんどんトライ&エラーを繰り返せるんです。

 

将来的に国際協力に関わっていきたいと考えているひとにとって、2年間現場での経験を積めて現地での生活も体験できて、信頼関係の築き方や日本との違いをたくさん学んで吸収できる協力隊は、成長できる要素が満載。

 

2年間という任期をフルに活用して様々な能力を身につけていければ 、協力隊後の進路はいろんな可能性が広がることは間違いないと思っています。

 

それに2年間の任期が終わった後にそこそこまとまったお金も支給されるので、任期が終わった後も動きやすいという事実もあります。

 

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帰国後研修などの援助もありますし、大学院へ進んで国際協力に関する勉強したいひとに対する金銭的な支援もある。

 

こういった『任期後』の手厚い支援を見ると、やはり協力隊は『ゴール』ではなく『次へ進むためのステップ』という見方の方が自然に感じるはずです。

 

協力隊を経験し、世界で活躍するひとへ

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協力隊を経験したあと、世界を舞台に活躍しているひとはたくさんいます。

 

ぼくが個人的に応援しているひとはタケダノリヒロさん

twitter.com

 

内藤獅友さん

twitter.com

 

お二人とも青年海外協力隊OBで、現在はタケダさんはルワンダ、内藤さんはベナンでビジネスをしています。

協力隊というステップを踏んで世界で活躍しているひとたちの姿を見ると、ぼくも任期後に海外で活躍するひとになりたいなという思いが湧き出てくるんですよね。

 

将来的に国際協力に関わっていくつもりですし、世界から難民をなくしたいという思いがあります。

ぼくの協力隊としての任期はあと一年ほどですが、この残された任期の中で出来るだけたくさんのことを吸収し、ブログやTwitterで発信力もつけて、もっともっと成長していきたいと思います。

 

協力隊を『ゴール』として設定するのには賛成できないという意見ですが、協力隊を目指すこと、協力隊になりたいという思い自体を否定するつもりはまったくありません。

むしろ協力隊になりたい人がいたら全力で応援しますし、ぼくに力になれることがあっらた全力でサポートさせていただきます。

 

協力隊に関する質問や疑問がありましたら、いつでも聞いてください。

Twitter@str_se)でDMくだされば、お答えします。

 

それでは今回はこの辺で。

 

 

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