遠藤暁のブログ

青年海外協力隊に関することを中心に、海外で感じたことや自分の思い、サッカーについてなどを発信するブログです。

青年海外協力隊に必要な心構え5選 協力隊員には忘れて欲しくないこと

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こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

 

青年海外協力隊の試験に合格して、候補生となった人。

派遣前訓練を受けていて、正式に協力隊となる準備をしている人。

 

これから青年海外協力隊として任地に派遣される際に、心に留めておいてもらいたいことがあります。

 

協力隊としてボリビアで子どもたちにサッカーを教える中で、いろんな思いや感情、悩みを経験してきました。

 

そういったものを、今後協力隊として活動していく人たちに共有しておこうと思います。

 

派遣される準備をしている人たちの参考になれば嬉しいです。

任地での自分の活動をイメージしながら読んでみてください。

 

悩むことや壁にぶつかることは当たり前

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現地での活動が最初から最後までうまくいくなんていうことは、絶対にありません。

絶対なんて言い切っていいのかよと思うかもしれませんが、言い切ります。

 

すべてがうまくいく協力隊員なんて絶対にいません。

 

そもそも言葉が通じなかったり文化や生活習慣も違う場所にいって活動するわけですから、難しいし大変なのは当たり前ですよね。

 

言葉が話せないから現地の人にバカにされることもありますし、「喋れないのになんで来たんだよ」と言われることもあるかもしれません。

 

 

さらに、自分がどれだけ頑張りたくても現地の人たちもモチベーションが上がらず、そのギャップに苦しむこともあります。

 

疲れて家に帰ったらゴキブリがいたりネズミがいたりして嫌な思いをすることもありますし、停電したり断水したりして普通の生活さえできないこともあるんです。

 

ですから、あらかじめこういった状況にあう可能性があることは覚悟しておきましょう。

 

何も知らずに現地にいってそこで初めてこの事実を体験するのと、あらかじめ「こういったことが起こるかもしれない」という心構えがある状態でその事実と向き合うのでは、精神的な部分でかなり差が出てきます。

 

それぞれの隊員が抱える悩みや苦労は人によって異なりますが、誰もが「壁にぶつかる」という点では同じ。

 

活動がうまくいかなくてもめげない強い気持ちを最初から持っておきましょう。

 

青年海外協力隊が抱える悩みや苦労に関する記事も書いているので、気になるひとはこちらも合わせてご覧ください↓↓

 

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自分じゃなくて現地の人が主役

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これは本当に大切なこと。

 

あくまでもぼくたちは「ボランティア」であって、主体となるべきは現地の人たちだということは忘れないようにしましょう。

 

協力隊として・ボランティアとして来ているからといって、なんでもかんでも自分が解決しようとする気持ちが出て来てしまうこともあります。

 

自分が解決できる範囲のことは全部自分で解決した方がいいのかどうかは、一度考えた方がいいです。

 

というのも、本当は現地の人たちが自分たちの力で解決するのが一番理想的なので。

 

 

彼らが主体的に活動していくのをぼくらが外から少しサポートするくらいが、ちょうどいいのかなと思います。

 

ボランティアが全部を主体的にやるというやり方は、自分の任期の間はうまくいく可能性は高いです。

でも任期が終わってボランティアがいなくなった時に、どうなるか。

 

もし全てをボランティア主体で動かしていたら、そのボランティアがいなくなったら現地の人たちだけでは何もできなくなってしまう可能性が高いですよね。

 

自分がいる間だけうまくいって、いなくなったら元通り。

それでは意味がないんです。

 

だから活動の最中も、自分が主役になりすぎないように考えながらやる必要があります。

 

あくまで主役は現地の人たち。

これは絶対に忘れないようにしておきましょう。

  

いろんな「違い」を受け入れる柔軟性

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日本から海外の途上国へいくと、当然ですがいろんな違いを経験することになります。

 

・食事

・宗教

・生活習慣 

・生活レベル

・ヒトの性格

・予定通りに進まない

 

こういった多くの違いを目の当たりにします。

そして日本と現地の違いを否定的に受け入れるのではなく、違いを楽しむくらいの感覚でポジティブに受け入れることを心がけてください。

 

そもそもこれらの違いを肯定的に受け入れられなかったら、現地で2年間活動していくのかかなりシンドイです。

 

日本との違いをすべて肯定的に受け入れる必要はありません。

現地のひとたちに全部合わせる必要もありません。

 

時には日本人らしく振舞ってもいいでしょうし、日本人の特徴や国民性を示してもいいでしょう。

 

 

でも派遣国へいく前に、いろんな違いがあってそれらをしっかり受け止めて受け入れる準備はしてください。

派遣されて2日や3日で簡単に馴染めるような違いもあれば、半年経ってようやくなれるような違いもあります。

 

それに違いを受け入れるスピードは個人差があるのも当然なので、自分は環境の変化にすんなり順応できるタイプなのか、少し時間がかかるタイプなのかはあらかじめ自己分析しておくといいかもしれません。

 

違いを受け入れることを、焦る必要はないんです。

 

ただ違いを「否定的に」捉えるのではなく、出来るだけ前向きに捉えていろんな違いを楽しんで受け入れる心構えがあると、より協力隊生活が楽しくなることは間違いありません。

 

休むときは休む勇気

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協力隊としてボランティアできていると、休むことに罪悪感を感じたり常になにかやっておかないといけないという使命感に駆られることもしばしばあります。

 

ぼくの場合はこれがかなり当てはまるんですよね。

サッカー隊員としてサッカークラブで活動しているんですが、平日は毎日練習だし土日は試合があるので、定休日というものがありません。

 

他の職種の隊員と比べると、休みは圧倒的に少ない方だと思います。

ただ1日の活動時間自体はそこまで長くはないので、定休日がなくてもなんとかやっていけています。

 

 

そしてぼくの配属先の他のコーチたちも休みなく仕事をしているので、なんか自分だけ休みをもらうのは気が引けるんですよね。

 

たまに土日に「ちょっと旅行いこうよ」と他の隊員さんに誘われることもありますが、他のコーチが毎日活動している中で自分だけ休むのは申し訳ないという気持ちが勝ってしまい、派遣されて10ヶ月が経ちますが今までほとんど旅行はしていません。

 

でも休むときは休まないと、身体が持ちません。

 

ぼくは新卒で協力隊になったということで、圧倒的な若さと15年以上サッカーを続けてきて培った強靭な肉体と精神力を存分に活かしているので、休みが少なくても問題ありません。

 

それにボリビアは生活環境はかなりいい方なので、日常生活でのストレスが少ないのも幸いしています。

でも生活環境が本当に過酷な地域の隊員さんなんかは、しっかり休みながら活動しないと体調を崩しかねませんので。

 

協力隊としてきているからといって無理はせず、休むときはちゃんと休む勇気も必要です。

 

ぼくも今度2週間の任国外旅行へいきますので、そこで思いっきりリフレッシュします。

たまには休むことも大切ですよ。
  

「なんとかなるさ」と割り切る気持ち

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さいごの心構えはこちら。

真面目すぎず、悩みすぎず、無理しすぎず、「なんとかなるさ」と割り切る気持ちを持ちましょう。

 

協力隊として活動していく中で、本当に多くの悩みや葛藤を抱えることになります。

その時には思いっきり悩むことも大切ですし、いろんなことを考える時間にもなるはずです。

 

でも悩みすぎたり考えすぎたりして、どんどんマイナスな方向へと思考がいってしまう可能性もあります。

ぼくも若干ネガティブなことを考えてしまう時期もあったので。

 

しかしネガティブに考えても、いいことは一つもありません。

悩んだり考え抜くことも大切ですが、その結果ネガティブな思考にたどり着くくらいなら、もう悩むのをやめて「なんとかなるさ」と割り切ってみてください。

 

 

活動の「結果」「成果」にばかりに目を向けるのはやめて、純粋に毎日の活動を楽しむとか、現地のひととの会話を楽しむとか。

楽しい部分や明るい話題に目を向けて、今の自分の苦しい状況もなんとかなるだろうと楽観的に捉える強さも必要です。

 

もう一度言いますが、悩んだり考え抜いて試行錯誤することも大切。

そうやっていろんなことを考えていく上で成長できるし、海外でどうやって活動していくかを自分でやりくりしていくのが協力隊の醍醐味でもあるので。

 

でも悩み抜いた結果がネガティブな方向へいってしまうのはよくない。

それだったらもう「なんとかなるだろう」って割り切るようにしてみましょう。

 

協力隊として活動する中で、楽しめる時期もあれば悩みや葛藤のせいであまり楽しめない時期も必ず訪れます。

 

そういった状況で、どういった対応や考え方をしていくか。

そこももちろん、自分次第です。

 

楽しさも喜びも、悩みや葛藤も全部含めて「協力隊」

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ぼくの活動先のU-5の子どもたち。

「超」がつくほど可愛いし毎日癒されますが、その反面全然話を聞かなくてイライラすることもあります。

 

任期の中で、楽しいことや嬉しいことはたくさんありますが、辛いことや悩みや葛藤を抱えることも必ずあるんです。

 

そういったものを全部含めての「協力隊」。

 

これから派遣されるひとたちは、とにかく現地で楽しむことだけは忘れないようにしてください。

今現地で活動している隊員さんたちも同じですね。

 

 

任期を終えたとき

 

「協力隊になってよかった」

 

と思えるように、毎日楽しみながら活動していきましょう。

 

 

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